「Cisco Catalyst 9000」シリーズ導入における 「DNAライセンス」の選び方
Cisco Catalyst 9000シリーズのスイッチおよびアクセスポイント(以下、C9000シリーズ)のソフトウェアパッケージ(ライセンス)が一新されました。これまでのCisco Catalyst 2960、3850シリーズは本体のみの購入が可能でしたが、C9000シリーズからは「Cisco DNA Center」がバンドルされ、併せてライセンス購入も必須になりました。ここでは、これまでCisco Catalyst 2960、3850シリーズを利用していたお客様が、C9000シリーズに買い替えをする際に必要なライセンスの種類や購入形態を紹介します。
※Cisco DNA CenterはCisco Catalyst Centerと名称が変わりましたが、以下旧名称での呼称を残して説明させていただきます
■Catalystスイッチにおけるライセンスの選び方
※注意すべきポイント
初めてC9000シリーズを購入する際には、DNAライセンスの購入が必須となります。Cisco DNA Centerは使わない、もしくはCisco Catalyst 2960、3850シリーズからの機器更新のお客様でも必要となりますのでご注意ください。これまでCisco Catalyst 2960、3850シリーズを利用していたお客様がC9000シリーズに買い替えをする際には、今後Cisco DNA Centerを利用するのか、利用する場合にはどの機能を活用するか(下段「■DNA管理でできること」の通り)を考えて、ライセンスの種類と期間を選ぶ必要があります。
Cisco DNA Centerを利用する予定がないというお客様は、Essentialsパッケージの3年を選択すると、最もコストを抑えることができます。なお、C9000シリーズ スイッチ導入の際は、3年分のEssentialsライセンスが自動的に付属します。Cisco DNA Centerのフル機能を長く利用されたいという場合にはAdvantageパッケージ、もしくはPremierパッケージがおすすめです。
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■Catalystアクセスポイントにおけるライセンスの選び方
※注意すべきポイント
アクセスポイントもライセンスの考え方はほぼ同じですが、旧来型との変更点は、コントローラーに紐づくライセンスだった買い方から、アクセスポイントに紐づくライセンスに変わったところです。旧来型ですとコントローラーのリプレースの都度ライセンスを購入しなおす必要がありました。新しい購入方法ですと、アクセスポイントの数に紐づきますので、ライセンスの買いなおしが不要になりました。
Catalyst9100シリーズAPで提供しているEWC型番(こちらの「無線LANソリューション提供例」で言う”コントローラー内蔵型”)を利用する場合は、上記のパッケージの購入は不要です。
■DNA管理でできること
DNA管理でできることを以下に簡単にまとめました。
Cisco CatalystとMerakiのコラムは↓↓↓以下↓↓↓からご覧ください。
- Cisco MerakiクラウドでCisco Catalystスイッチを管理する方法を深堀しました!
- ハードウェア共通化で進むCisco CatalystとCisco Merakiの統合管理① ~Merakiクラウド(ダッシュボード)で、Catalyst管理が可能~
- ハードウェア共通化で進むCisco CatalystとCisco Merakiの統合管理② ~CWシリーズアクセスポイントの登場~
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