コラム

最新セキュリティ戦略:EDRの役割と選び方、注目ソリューション

1.EDRの必要性

サイバー攻撃は年々巧妙化し、従来のアンチウイルスだけでは防ぎきれないケースが増えています。
標的型攻撃やゼロデイ攻撃など、未知の脅威を前提にした対策が不可欠です。そこで注目されるのが、端末の挙動を監視し異常を検知・対応するEDRです。
被害を最小化し、事業継続を守るためにEDRの導入は必要性が高まっています。

2.EDRとEPPの違い

EPPは、既知のウイルスやマルウェアを防ぐ「予防」に強みがあります。一方、EDRは端末上の不審な挙動を監視し、侵入後の「検知と対応」を担います。
両者は役割が異なるため、併用することでゼロデイ攻撃や未知の脅威にも強い多層防御を実現できます。

EPPとEDRの異なる目的について説明しています。

3.注目ソリューション:CrowdStrike

特長① 最新の脅威に即時対応するセキュリティプラットフォーム

ワンプラットフォームで端末・クラウド・認証を包括的に保護。最新のエンドポイントセキュリティ市場で6年連続シェア1位を獲得し、2025年GartnerのEPP分野でもリーダーに選出。※1

特長② 3つの優位性

1)シングルエージェントアーキテクチャ
複数のソフトを入れる必要がなく、1つのエージェントですべての機能を利用可能。運用負荷を大幅に軽減します。

2)連動した3つの防御(NGAV+EDR+脅威ハンティング)
最新の攻撃を検知・分析し、未知の脅威にも対応。高度なセキュリティを一体型で提供します。CrowdStrike 連動した3つの防御(NGAV+EDR+脅威ハンティング)
侵入防御→検知・対応→脅威ハンティング→予想→対策

3)全てお任せのMDR:メーカー主導で侵害を隔離・修復・報告
メーカーが主導で侵害の隔離・修復・報告まで対応。専門知識がなくても安心して運用できます。CrowdStrikeと他社SOCの運用フロー比較

CrowdStroleFalcon Completeの対応範囲と一般的なMDRの対象範囲

特長③ 柔軟なライセンス体系

企業規模や導入状況に合わせて選べるライセンス体系。無駄のない投資でセキュリティを強化できます。

特長④ こんな課題を持つ企業におすすめ

専任のセキュリティ担当者が不足している企業や、効率的に運用したい企業に最適。規模を問わず幅広く活用できます。どんな企業・シーンにおすすめか
CrowdStrike Falcon Complete、Enterprise、Pro

4.まとめ

巧妙化する攻撃に備えるには、EDRを中心とした最新の多層防御が不可欠です。
導入や更新のタイミングは見直しの好機です。ぜひ資料をご覧いただき、自社に最適なセキュリティを検討してください。

 

※1:CrowdStrike Named a Leader in the 2025 Gartner® Magic Quadrant™ for Endpoint Protection Platforms for Sixth Consecutive Time | CrowdStrike Holdings, Inc.

 

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