コラム

VMWareとNutanixについて

当社もNutanixの取り扱いをはじめました。

・これまでのインフラ構造をシンプルにできること
・仮想OS上でのネットワーク関連構築ケース(例えば、WLC、Radius、監視等)の増加
・今後のクラウド、AI関連の普及に伴うエッジコンピューティング導入要望への備え

このような背景から、今後お客様からのご要望も増えると想定し、ラボ環境の構築や様々な検証を並行して実施しております。

このコラムでは、、、

VMwareご利用中のお客様で、ブロードコム社によるVMware社買収に伴い、今後の対応などをご検討されているお客様向けに、簡単な比較を案内した後、機能の説明資料をダウンロードいただけるようにいたしました。

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システム構成の比較

VMware vSphere
ハイパーバイザーESXiをvCenter Serverで管理
Nutanix NCI
ハイパーバイザーAHVをPrismで管理
ストレージはベンダー専用の別製品で管理 サーバ、ストレージ、ネットワーク
機能を1つにまとめた
HCI(Hyper Converged Infrastructure)のため、
Prismだけで一括管理が可能

 

VMwareは、サーバ、ストレージ、ネットワークで構成する3-Tier構成で、左記に挙げた機器はそれぞれ別々の筐体で構成します。当然それぞれに保守契約や変更運用が発生いたします。

一方Nutanixは、サーバ、ストレージ、ネットワークの機能を1つにまとめたHCI構成です。保守契約や変更運用も1つにまとめられ、シンプルになると同時に運用負荷が大幅に下がります

 

ハイパーバイザー:AHVとは

  • Nutanixによってビルドインされたハイパーバイザー
  • 追加コストなしで利用可能
  • メーカ公表値で約66%がAHVベースで出荷(FY23)

ハイパーバイザーは実績多数のVMwareのESXiを選ぶのが無難という考えもありますが、NutanixのAHVを選ぶお客様は確実に増えています

ESXiとそん色ないレベルで機能提供していますし、Nutanixユーザは増えていますので、今後もこの分野には積極的に投資がされていく予想のため、将来的な視点でも選択の価値があると考えています。

 

Nutanixに移行しても問題ない?

比較的利用の多い機能(名称)を以下に記載します。表の通りNutanixでもVMwareの機能と同等の機能を提供しています。

Vmware

Nutanix

vMmotion

ライブマイグレーション

vSphere HA

VMHA (VM High Availability)

vSphere DRS

ADS

アフィニティルール

アフィニティルール

スナップショット

スナップショット

クローン

クローン

テンプレート

AHVテンプレート

vDS

バーチャルスイッチ

vCenter Server

Nutanix Prism

Nutanixの機能説明資料はこちら↓↓↓です。

Nutanix 機能説明

 

VMwareをご利用中で、今後の更新に不安を抱えているお客様、
これからオンプレサーバ環境を、HCI構成に入替をご計画しているお客様は、
是非当社までご相談をお願いします。

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