コラム

Catalyst 1000後継機の選定方法

2025年4月30日Catalyst 1000 シリーズが販売終了、2030年4月30日にサポート終了となりますが、Catalyst 1000 シリーズの後継機として、以下3つのパターンをご紹介します。

Cisco Catalyst 1000 シリーズの販売終了(EoS) に伴う移行先パターン

パターン①Catalyst 1200/1300

 独自のGUI/CLI による簡易的管理・設定が可能

✓ 数台規模の小規模ネットワーク向け
✓ とにかく安価なデスクトップスイッチとして利用
✓ 最低限のサポートで構わない

参考リンク:Cisco Catalystシリーズから中小規模に最適な新モデルがリリースされました!Catalyst1300のハイスペックモデルのご紹介

パターン②MS130

Meraki ダッシュボードによる簡単GUI管理・設定が可能

✓ GUI でシンプルに管理し、トポロジ等を可視化したい
✓ すでにMeraki を利用している

参考リンク:Meraki MSシリーズでWi-Fi 7対応のL2スイッチが登場!!

MS130

パターン③Catalyst 9200L

 Meraki ダッシュボードによる簡単GUI/CLI 管理・設定が可能

✓ Catalyst とMeraki を混在環境で利用したい
✓ クラウドからGUI/CLI で管理したい

Catalyst Center による高度なGUI/CLI 管理・設定が可能

  ✓ Catalyst Center を利用して高度な可視化・自動化 を実現したい

参考リンク:Cisco MerakiクラウドでCisco Catalystスイッチを管理する方法を深堀しました!

9200L

その他の比較ポイントまとめ

項目

Catalyst 1000

①Catalyst 1200/1300

②MS130

③Catalyst 9200L

主な特長

• Cisco IOS をベースにしたOSを搭載
• CLI/GUI でのシンプルな設定

• 仕様はC1000 のベーシックな機能と同等
• 低価格なリストプライス
• ハブとしての利用に最適

• クラウドから一元管理、可視化
• シンプルな導入、運用、管理

• IOS XE 搭載で充実した機能
• CLI/GUI による細やかな設定
• クラウド(Meraki)からの可視化も可能

価格帯

低〜中

低〜中

ターゲットユーザ

エンタープライズ

主に中堅中小のお客様

主に中堅中小のお客様
中堅中小〜エンタープライズのお客様

エンタープライズのお客様

ラインナップポート数

8 /16 / 24 / 48

8 / 12 /16 / 24 / 48

8 / 12 / 16 / 24 / 48

24 / 48

販売パートナー

全シスコパートナー、
ディストリビューター

ディストリビューター経由のみ

全シスコパートナー、
ディストリビューター

全シスコパートナー、
ディストリビューター

有償サポート窓口

Japan TAC

Cisco Small Business TAC

Meraki サポート
(ライセンスに包含)

Japan TAC

製品保証*1 
(ワランティ)

拡張版制限付き
ライフタイム保証(E-LLW)

制限付き
ライフタイム保証(LLW)

ライフタイム保証 *2

拡張版制限付き
ライフタイム保証(E-LLW)

ライセンス

– (本体価格のみ)

– (本体価格のみ)

Meraki ライセンス

Cisco Catalyst ライセンス

C1000と比較した際の主な注意点

• サポート窓口が異なる
• OS はIOS ではなく、Linux をベースとした独自OS
• Catalyst 1200 はMAB/CoA未対応

• サポート窓口が異なる
• サブスクリプションライセンス (Meraki ライセンス) 要

• Cisco Catalystライセンス初回購入必須(購入時に付属)

*1 製品付属のCisco製品保証詳細:https://www.cisco.com/c/ja_jp/products/warranty-listing.html
*2 Meraki製品のハードウェア製品保証詳細:https://x.gd/PuyOs

 

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