Cisco Merakiで簡単トラブルシューティング【第3回】問題の起こりそうな箇所を未然に防ぐ方法
Cisco Merakiダッシュボードは、ネットワークの状態を可視化して把握できるため、支店を含む社内の無線LAN環境のトラブルを、現地に赴かずにリモートで確認・トラブルシューティングできます。
本シリーズでは、全3回にわたりCisco Merakiによる無線LAN環境のトラブルシューティング方法を、トラブル発生後の対応だけでなく未然防止の観点も交えてご紹介します。
第3回となる今回は、ネットワーク上で問題の起こりそうな箇所を未然に防ぐ方法についてです。
| Cisco Meraki で解決 | Cisco Merakiの機能 | |
| 第1回 | 移動するクライアント端末のAP接続履歴で 簡単にトラブルシューティング |
・ローミングステータス機能 |
| 第2回 | リモートで無線データ取得後、そのままメーカー問い合わせで 簡単にトラブルシューティング |
・インテリジェントキャプチャ機能 ・サポートセンター機能 |
| 第3回 | 問題の起こりそうな箇所を未然に防ぐ方法 | ・アシュアランス機能 ・機器のツール機能 ・アラート機能 |
【第3回】問題の起こりそうな箇所を未然に防ぐ方法
Cisco Merakiのアシュアランス機能を使用すると、ネットワークの健全性をスコア表示できるため、事前にネットワーク機器の状態(ヘルス)を把握できます。このスコアは、ネットワークデバイスとインフラ接続性の2つの指標で構成されており、定量的・定性的な観点から状況を確認できます。これにより、ネットワークに問題がある箇所、あるいは今後問題が発生しそうな領域を直感的に把握できます。
さらに、アシュアランス機能でスコアが低いスイッチを特定した場合は、機器のツール機能を使ってトラブルシューティングを実施できます。ケーブルテストやポートの再起動といった操作もダッシュボード上からできるため、非常に便利です。
加えて、Cisco Merakiでは機器が特定のトラブル状態に陥った際、Emailに限らず複数の方法で通知を受け取れるアラート機能を提供しています。これにより、問題の早期発見・迅速な対応が可能になります。
それでは、ここからは実際のダッシュボード画面を用いながら、具体的な操作手順をご紹介します。
①アシュアランス機能は、ネットワークの健全性をスコア表示する機能です。
②『アシュアランス』から『概要』をクリックすると、確認できます。

③ネットワークに問題がある箇所、あるいは今後問題が発生しそうな領域が一目でわかります。

アシュアランス機能で、問題発生数や健全性スコアの低い機器を特定した場合は、ツール機能を使ってそのままトラブルシューティングを実施できます。もしスイッチに問題がある場合は、次の手順で確認・対応を進めます。
④『スイッチ』をクリック後、⑤スイッチ名をクリックして詳細を開きます。

⑥『ツール』をクリックすると、リモートでトラブルシューティングを実施できる画面に変わります。
⑦ケーブルテストやポートの再起動もできるので非常に便利です。

アラート機能は、機器が特定のトラブル状態に陥った際に通知を受け取れる仕組みで、Email のほか Microsoft Teams, Slack, Webex など複数のツールに対応しています。状況に応じて柔軟に通知方法を設定することができます。
⑧『ネットワーク全体』から『アラート』をクリック後、一番下までスクロールし、⑨Webhookのペイロードテンプレートでツール名を選択します。

ポイント💡
問題が発生しそうな機器を確認するために現地へ赴かなくても、アシュアランス機能を使えばリモートでネットワーク状況を把握できます。スコアが低い機器を特定したうえで、各機器のツール機能を使用してトラブルシューティングを実施できるため、トラブルの未然防止に役立つ機能が充実しています。また、アラート機能では、状況に応じてさまざまな通知方法を柔軟に設定できるため、問題発生時の早期対応にも効果的です。
当社にて、デモ画面でのご説明や無料トライアル、PoCも対応可能です!
Cisco Merakiの使い勝手の良さを是非、体感してみてください。





