無線LANの新規格Wi-Fi 6E対応 Catalyst9136 アクセスポイント
2021年から新たな情報として出始めた、「Wi-Fi 6E」について、Ciscoでも新製品情報がリリースされました。
働き方改革やDX推進により、無線LANがネットワークの主力になってきた一方で、デバイスの増加や無線規格の影響で快適に利用しにくくなってきたと思います。
それに対する対抗策がWi-Fi6の拡張仕様である、「Wi-Fi 6E」です。ネットワークインテグレーターとして、またユーザとしても普及に期待しています。
■Wi-Fi利用における現在の課題
顕在化している課題としては、以下の通り。
・多すぎるデバイス
・それに伴う干渉や電波の混雑
・DFS
・古いデバイスがつながることによる低速化
「Wi-fi 6E」という新たな規格により、無線の混雑が避けられ、上記の課題が解消できると考えています。
■Wi-Fi 6とWi-Fi 6Eの違いは?
Wi-fi 6Eは6GHz帯を使えることです。
日本国内では現時点で、無線LAN向けに2.4GHz帯と5GHz帯の周波数帯の使用が認められていますが、6GHz帯に関してはまだ認められていません。海外では、米国など一部の国で既に6GHz帯が使用可能になっています。
6GHzを利用開始している米国では、5.925 GHz~7.125 GHzの周波数帯を利用しています。日本国内の5GHz帯で利用できる周波数帯(5.150G~5.350GHzと5.470G~5.730GHz)と比較し、はるかに広いのが分かると思います。
上記の通り、今のところ、日本国内の6GHz帯の規格は未確定ですが、広い幅での検討が期待されています。
上記の通り、総務省での認可がおりるまで新規格は利用できません。仮にそれまでにご購入いただいた場合は、ソフトウェアアップデートで新規格である「Wi-fi 6E」が利用可能になります。
新製品につきましては、弊社内ラボ機として準備し、積極的にお客様へご提案させていただきます。いずれ、「Wi-fi 6E」利用におけるレビュー等もコラム上で解説いたします。
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