コラム

Cisco Merakiで簡単トラブルシューティング【第1回】クライアント端末のAP接続履歴

Cisco Merakiダッシュボードは、ネットワークの状態を可視化して把握できるため、支店を含む社内の無線LAN環境のトラブルを、現地に赴かずにリモートで確認・トラブルシューティングできます。
本シリーズでは、全3回にわたりCisco Merakiによる無線LAN環境のトラブルシューティング方法を、トラブル発生後の対応だけでなく未然防止の観点も交えてご紹介します。

第1回となる今回は、移動するクライアント端末のAP接続履歴で簡単にできるトラブルシューティングの方法についてです。

  Cisco Meraki で解決  Cisco Merakiの機能
 第1回  移動するクライアント端末のAP接続履歴で
 簡単にトラブルシューティング
 ・ローミングステータス機能
 第2回  リモートで無線データ取得後、そのままメーカー問い合わせで
 簡単にトラブルシューティング
 ・インテリジェントキャプチャ機能
 ・サポートセンター機能
 第3回  問題の起こりそうな箇所を未然に防ぐ方法  ・アシュアランス機能
 ・機器のツール機能
 ・アラート機能

 

【第1回】移動するクライアント端末のAP接続履歴で簡単にトラブルシューティング

ノートパソコンやタブレットなどのクライアント端末は、今接続しているAPより強い信号を発するAPへ切り替えること(ローミング)で、安定した接続を維持しようとします。
しかし、このローミングの過程で、新しいAPへの認証や関連付けに時間がかかったり、AP間での連携が不十分な場合には、クライアント端末のセッション情報(VLANやポリシーなど)が正しく引き継がれず、接続が途切れるなどの“ローミング不良”が発生することがあります。

こうした課題に対して有効なのが、新たに追加されたローミングステータス機能です。

この機能は多くのお客様から高く評価されており、クライアント端末ごとに「いつ・どの AP に接続していたか」を時間軸で視覚的に確認できます。これにより、従来は可視化が難しかったローミングの挙動を、クライアント端末単位で直感的に把握できるようになりました。

結果として、ローミングが原因となりがちな無線LANトラブルに対して、よりスムーズかつ正確なアプローチが可能になります。

 

それでは、ここからは実際のダッシュボード画面を用いながら、具体的な操作手順をご紹介します。

まずは『ネットワーク全体』を開き、調査したい①クライアント端末を選択します。

『ネットワーク全体』を開き、調査したい①クライアント端末を選択します。

 

次に『ローミング』を開き、②ローミングステータスを表示します。下部に表示される『ローミングイベントログ』により、③クライアント端末ごとに元AP→新APへのローミング情報がビジュアル表示されます。

次に②『ローミング』タブを開き、ローミングステータスを表示します。下部に表示される『ローミングイベントログ』により、③クライアント端末ごとに元AP→新APへのローミング情報がビジュアル表示されます。

 

ポイント

Cisco Merakiはすべての機器がクラウドで連携しているため、クライアント端末からWANまでの通信経路で発生した問題を可視化できます。特にローミングステータス機能では、元AP→新APへの接続履歴が表示されるため、通信のどこで問題が発生しているのかを現地に赴かずにリモートで確認できます。

当社にて、デモ画面でのご説明や無料トライアル、PoCも対応可能です!
Cisco Merakiの使い勝手の良さを是非、体感してみてください。

 

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