お知らせ

FortiGate FG-100F EOLのお知らせ

FortiGate FG-100Fシリーズ(FG-100F/FG-101F)は、中規模拠点や支社ネットワーク向けに設計された次世代ファイアウォールですが、Fortinet社より販売終了(End of Life)がアナウンスされました。
後継機種は、FortiGate FG-120Gシリーズ(FG-120G)となります。

今年度、ファイアウォールの導入・リプレイスをご計画中のお客様は、本内容をご確認のうえ、機種選定についてご検討ください。

 

FG-100F/101F EOLスケジュール

 スケジュール 日付 FG-100F
 販売終了日(EOS/EOO) 2026/04/16
 新規サポート契約終了日 2030/04/16
 サポート契約更新終了日 2031/04/16
 メーカーサポート終了日(EOL) 2031/04/16

 

後継機種 FG-120G

FG-120Gは、世界最大級の脅威研究機関である「FortiGuard Labs」の最新知見に基づくセキュリティ機能と、AI(人工知能)/ML(機械学習)を活用した「FortiGuard Services」を統合することで、あらゆる規模のネットワークにおいて未知の脅威にも対応できる高度な保護を実現します。

前世代の主力モデルであるFG-100Fから最新のFG-120Gへのリプレイスは、単なるリフレッシュではなく、ハードウェア世代の更新に伴う大幅な性能向上が期待できるアップグレードです。

以下では、FG-100FとFG-120Gのスペック比較、ならびに導入時のメリットと留意点についてまとめています。

 

1.スペック比較表

項目 FG-100F FG-120G 向上/変化ポイント
搭載ASIC CP9 / NP6XLite FortiSP5 (最新統合チップ) 処理効率の劇的向上
インターフェース 10x GE RJ45
8x GE SFP
2x 10GE SFP+
18x GE RJ45
8x GE SFP
2x 10GE SFP+
RJ45ポート数が大幅増
FWスループット 20 Gbps 39 Gbps 約2倍
IPSスループット 2.6 Gbps 7.0 Gbps 約2.7倍
脅威保護(TP) 1.0 Gbps 2.8 Gbps 約2.8倍

FortiGate 100F Series Data Sheet / FortiGate 120G Series Data Sheet

 

2.圧倒的に「向上」する4つのポイント(導入時のメリット)

最新の専用チップ FortiSP5 の搭載により、カタログスペック以上の「体感できる進化」が期待できます。

①セキュリティ有効時のスループットが約3倍に向上

FG-100Fでは1Gbpsだった脅威保護性能が、FG-120Gでは2.8Gbpsへ強化されています。
そのため、1Gbpsの光回線を十分に活かしながら、IPSやアンチウイルスなどの高度なセキュリティ機能を「妥協なく」運用できます。

② SSL検査性能の大幅な強化

現在は、Webトラフィックの多くが暗号化されており、SSL検査の性能は実運用への影響が大きい部分です。
FG-120Gでは、SSLインスペクション性能が 2.4Gbps(FG-100F比で約2.4倍) まで向上したため、HTTPS通信の検査による遅延を大幅に抑えられます。

③ メモリ性能向上による「安定性」と「将来性」

FG-120Gの同時セッション数が、1.5Mから2.5M(約1.6倍) へ増加しました。
これにより、複数のセキュリティ機能を同時に稼働させても動作が不安定になりにくく、今後のOSアップデートや機能追加にも余裕をもって対応できる構成になります。

④ ポート数増加による収容性の向上

FG-120Gでは、RJ45(メタル)ポートが12ポートから18ポートへ増強されています。
これにより、スイッチを介さずに直接収容できるデバイスが増え、ネットワーク構成の簡素化および運用コストの削減が期待できます。

 

3.導入時の留意点

①インターフェース速度は1GbE/10GbEのまま

RJ45ポートはすべて1GbEで、2.5GbEには対応していません。
そのため、2.5GbE以上の帯域が必要な場合は、引き続き10GE SFP+ポート経由で上位スイッチと接続する構成が必要です。

② 物理サイズの変更(奥行きの増加)

FG-100F(奥行 254mm)と比較すると、FG-120G(301mm)は約5cm奥行きが増加しています。
既存のラックや19インチ棚に設置する場合は、背面ケーブルの取り回しスペースを含めた確認が必要です。

③OSバージョンの刷新

FG-120Gは最新ハードウェアのため、FortiOS 7.0以降が必須となります。
FG-100Fで古いOS(例:v6.4)を利用している場合は、設定の移行(コンフィグ変換)時に検証工数が発生します。

 

リプレイスに向けて

FG-120Gへのリプレイスは、単なる機器の更新ではなく、最新の AI/ML エンジン(FortiGuard Services)をフルパワーで活用するための「基盤アップグレード」です。
リプレイスをご検討される際には、本内容をネットワークおよびセキュリティ設計の参考としてご活用ください。

また、EOL対応によるリスクを回避するためにも、EOL直前ではなく余裕をもったリプレイス計画をお勧めいたします。
リスクについて詳しく知りたい方は、EOL攻略ガイド 第1弾をご覧ください。

現行環境や今後のトラフィック量、セキュリティ要件によっては、別の機種がより適している場合もございます。
そのため、現在抱えている課題やご要望をお伺いできれば、状況に合った最適なご提案をいたします。

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