Cisco MerakiにAssurance機能が間もなくリリース!
Cisco MerakiにもCatalyst Center(旧Cisco DNA Center)同様、Assurance機能が追加されます。
これまでも使いやすかったMerakiが機能強化され、よりお客様の運用をシンプルにします。
Assurance機能とは?
ネットワークの健全性が一目でわかる機能です。
ネットワークの全体を広範囲、且つ深いレベルで見える化できるため、問題がある領域、または問題が起きそうな領域を迅速に特定することが可能です。
トラブル発生を未然に防ぎ、仮にトラブルが発生した場合は、より迅速なトラブル対応ができ、ダウンタイムの軽減が期待できます。
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MerakiのAssurance機能の使用開始時期と対象
2024 年 7 月中旬頃に [Organization(組織)] メニューの [Early Access(早期アクセス)] セクションを有効にすることで、機能を利用できます。
(すでにMerakiをご利用のお客様は、上記の通り有効化することで機能を利用できます)
今回のコラムでは、無線LANの影響を中心に記載しますが、MerakiのFirewall、SW、無線LANをフルスタック型でネットワーク構成いただく場合に、より効果が発揮されます。
Assurance機能の有効化の手順とAssurance機能画面
① Early Accessの有効化の画面
Merakiのダッシュボードを開き、下記の手順でEarly Accessを有効化できます。
② Meraki Assurance機能の起動
Merakiのダッシュボードに新しいメニューAssuranceが表示されます。
そのメニューのOverviewを選択するとAssurance機能が起動します。
③ MerakiのAssurance機能のClient Impacts(クライアントの影響)を見てみましょう
MerakiのAssurance Overview画面
このダッシュボード画面では、ネットワークの健康状態、クライアントの影響(Client Impacts)、ネットワークデバイスの影響(Network Device Impacts)、アプリケーションの影響(Application Impacts)などネットワーク全体の健康状態が俯瞰的にわかります。
Cisco独自の計算方法に基づき、健康状態をスコア化しています。このスコアに応じて問題個所を特定し、トラブル時の状況判断を行います。
以下の画面以降、「クライアントの影響」について見てみましょう。(該当箇所をクリック)
④ クライアントの影響(Client Impacts)の画面
クライアントの項目のWirelessをクリックして、無線LANの状態を確認してみましょう。
Wirelessの接続プロセスを見ることができます。Authentication(認証)、Association(接続)、IP address(DHCP)などの状態がわかります。
⑤ 特定クライアントの状態を示す画面
特定クライアントの概要、接続、パフォーマンス、ローミングなどが確認できます。
まとめ
ここまで無線LAN部分に焦点を当てた、Assurance機能の紹介でした。
Merakiフルスタック構成の場合のAssuranceイメージについてなど、ご質問がある場合はお問い合わせください。
今後もお客様負荷軽減のため、様々な提案をさせていただきます!
Assurance機能について詳しく知りたい方は、Cisco Catalyst Center(旧Cisco DNA Center)のコラムをご覧ください。
「Cisco DNA Center」のAssurance(可視化・健全性)について
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