「Cisco Catalyst 9000」シリーズ導入における 「DNAライセンス」の選び方② Part1
Cisco DNA Centerを活用しCisco Catalystシリーズを管理する際は、DNAライセンスが必要ですが、各ライセンスでどこまでの機能が実装できるのか?という点を、分かりやすく説明します。
Part1では【Cisco DNA Essentialライセンスでできること】を、Part2は【Cisco DNA Advantageライセンスでできること】のご紹介になります。
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◆ネットワーク管理における課題
- 機器構成:どこに何がつながっているのか?
- 運用管理:Syslog、SNMP管理における専門性の高さ
- 管理対象の多様化:回線、アプリケーション(クラウド含む)、ネットワーク機器、端末
理想としては、メインの管理者でなくとも、誰でも管理できるネットワーク環境であること
◆DNAライセンス
DNAライセンスには、EssentialとAdvantageがあります。金額も異なり、後者の方がやや高価です。
まずはネットワークの可視化(Cisco DNA Assurance)での各ライセンスが実装できる機能を紹介します。
Cisco DNA Assurance:「Cisco DNA Center」のAssurance(可視化・健全性)について
◇Cisco DNA Essentialライセンスでできること
ネットワーク可視化における基本機能を実現いたします。
ネットワーク機器、クライアント端末の
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ネットワーク機器のパフォーマンス | クライアント端末のパフォーマンス |
↑ パフォーマンスが低下している AP・クライアント端末をすぐに特定 ↑ |
問題のある機器だけでなく、 「問題の起こりそうな機器」 がどこにあるのか一目で分かります! |
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トポロジーマップで健全性チェックやリンクの状態が確認できます。 |
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マップを拡大すると、
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トポロジーマップで健全性が確認できます。
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ポート、デバイスビューでポート単位で確認ができます。
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Cisco DNA Centerがあれば配線確認もスムーズになります。
フロアマップで
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フロアマップで可視化された電波到達範囲やパフォーマンスの点数が確認できます。 |
Part2では【Cisco DNA Advantageライセンスでできること】をご紹介します。
過去のコラムはこちらです。
「Cisco Catalyst 9000」シリーズ導入における 「DNAライセンス」の選び方
属人化したネットワーク管理からの脱却が課題だった |
Cisco DNA CenterのAssurance(可視化・健全性)のチェック方法はこちらです。 |